不器用でも上手くなれる!ブログで学ぶカットレッスン 「ワンレングスボブ編2 バックのカット」
不器用でも上手くなれる!ブログで学ぶカットレッスン
この記事は、美容師さんに向けて読んで上手くなる技術解説のブログになります。
こんにちは、叶田です。
今回は、不器用でも上手くなれる!ブログで学ぶカットレッスン
「ワンレングスボブ編2 バックのカット」
の解説です。
前回の「ワンレングスボブ編1」では、
・実際に同じようにカットしたお客さま写真
・使ったカット前のウィッグの状態の解説
新品のストレートのウィッグだとワンレングスボブにカットするのは凄く簡単なので、
かなり難しい状態のウィッグを使いました。
・ウィッグの仕上がり写真
の3点を紹介させていただきます。
まだ「ワンレングスボブ編1」を見られていない方は、
仕上がりのイメージを見てからこのブログを読んで頂けた方が理解しやすいので、
是非「ワンレングスボブ編1」を読んで頂ければと思います。
↓前回の「ワンレングスボブ編1」は、こちらから見れます
不器用でも上手くなれる!カットレッスンブログ(←クリックすると見れます)
今回から写真を使ってカットの仕方を解説していきたいと思います。
今回「ワンレングスボブ編2」では、まずバックの切り方を解説していきます。
まず初めに、ベースカットでキレイにカットするためにとても大切なことは、
●スライスの取り方
●切り方
●チェックカット
の3点だと思っております。
どれも適切なやり方をしていると、シンプルでキレイにカットが出来ます。
髪型を軽くするにしても、崩すにしても、ベースカットでキレイに切れていないと、
良いスタイルにはなりません。
今回ワンレングスのバックの切り方では、
スライスの取り方とパネルの切り方に焦点を当て解説していきます。
では、写真を使って解説していきます☆
まずは、バックから基本の正中線でスライスをとります。
正中線もズレてしまうとカットラインがズレてしまうので、しっかりと丁寧にスライスをとりましょう。
次にイヤーツイヤーでスライスを取りますが、
ワンレングスの場合は少し特殊なイヤーツーの取り方をします。
レイヤーなどのカットの場合は、赤線のようにトップポイントから、
耳に向かいイヤーツイヤーをとるのですが、
ワンレングスの場合は黄色線のゴールデンポイントから、
青線のように耳に向かいスライスをとります。
こうする事でバックからサイドのつなげる時に、
スムーズにキレイにカットラインをつなげれるようになります。
バック・イヤーツーとスライスを取れたら、
まずバックのぼんのくぼ上の後頭骨の出っ張っている部分からスライスをとります。
横から見ると、耳少し下の位置くらいです。
先ほど取ったスライスから、
ぼんのくぼ下の一番へこんでいる部分を目安にスライスをとります。
まずこの一番下のスライスの髪から真ん中→右→左と、
僕はカットしていきます。
何故真ん中→右にカットするかというと、
右利きの場合、左手の髪を持つ指先が下がりやすく、
髪を右の方が長くなりやすいからです。
コームを当ててるところ、約2センチ強カットします。
カットしました。
ここの注意点は、テンションをかけずに切る事。
切った後はしっかりと左右の長さのチェックをしましょう。
それと、ワンレングスを切る上で一番下のスライスは短い長さの設定をするところです。
この髪の長さより仕上がりの求める長さは少し長くなる(1から2センチ長くなる)ことを意識してカットします。
次に最初に取った後頭骨の出ているところ少し上のスライスです。
近くで見るとこんな感じです。
内に入りやすくするためにインナーグラデーションを長さを変えていれます。
中に見えている短いガイドより、
コームでテンションをかけずに1~1.5センチ長く切ります。
カットし終えて内に入りやすくバランスが悪くないか、
しっかり内に入るようにコーミングしてからチェックします。
良い感じだと思います。
次にその人の毛量にもよりますが、
先ほどカットしたスライスから、
二等分の毛量をみてカット出来るスライスを取ります。
毛量が多い方は三等分にします。
このスライスからは、手で挟んでカットします。
頭の丸みが上に丸まっていく部分なので、
コームやフリーハンドだと、長さの設定と内に切るのが難しくなってきます。
こんな感じでスライスを取ります。
ここで気を付けないと行けないことは、
切りやすいからと、このように外に指のはらをむけるのではなく、
このように、内に入るように指を内に向けてカットします。
切り終えたら、上のスライスも同様にカットします。
切り終えたら、内に入るようにコーミングしてチェックして、
左右の長さとバランスを見てバックのカットは終了です。
レイヤーカットなどと違い、前にスライスを切り切りながら進めるより、
前のスライスを残しながら進めるような感覚でカットすると、
キレイに内に入るカットが出来ると思います。
次回はサイドとチェックカットまでご紹介したいと思います。
このブログの目標は、ブログを読んで技術を理解するだけで、
カットや美容の技術が上手くなるブログを目指し書いていきたいと思います。
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